New Zealand 珍道中 2014/11/09

朝6時から朝ごはん。
起きた5時半頃はまだ薄暗く、6時になってやっと薄明るくなってきました。


ホテルの朝食は、パンの種類が豊富でパン好きの私はご満悦。
コーヒーもあるしラテもあるし、もっとゆっくり食べたかったけれど、出発時間が迫っているので少しで我慢。


ホテルからはワンボックスカーに乗り、市街地の旅行会社で大型バスに乗り換え、ミルフォードトラックに向けて出発。
天井が透明のバスで、本当なら気持ちいいと思うけど、曇り空だったので感激はいまひとつ。
大型バスはほぼ満員。
日本人は乗客の3分の1くらいで、日本人ガイドさんからヘッドフォンを受け取る。
運転手さんの英語でのガイドを、日本人ガイドさんが訳してくれました。
しばらくすると、羊を発見！
来年の年賀状のために、羊の写真を“素敵に”撮るという決意を胸に秘めていたので、シャッターを押しまくったけれど、この時の写真はすべてピンぼけ。なぜなら、ニュージーランドの制限速度は100㎞だから。
スポーツモードで撮ったら、うまくいったかな。


テ・アナウで、ミルフォード・サウンドに行く方々と別行動になり、トレッキングガイドの方と合流。
テ・アナウ湖北端の船乗り場に、車で向かいました。
ここから約1時間、この船に乗ってトレッキングスタート地点に向かう。


船内では、コーヒーと紅茶の無料サービスがありました。
でも、コーヒーはインスタントコーヒーだったので、紅茶をいただきました。
船内では、操縦士の方がいろいろと説明をしてくれたけれど、英語だったので半分もわかりませんでした。でも、トイレの場所とかドリンク無料の案内はわかったので、No problem。

船上からの眺め
風が強かったので、外に出るとビショ濡れ。カメラを守っていたつもりが、結構濡れていたので焦る。




船をおりると、バケツの消毒液でシューズを消毒。
外来種の侵入を、徹底的に排除しているのだなと感心しました。


ミルフォード・トラックは、本来は3泊4日の散歩道。私たちの参加した1日コースというのは、体験コースという感じ。
1日目のコースは、船着き場から1時間もかからずに宿泊施設に到着してしまうので、ガイドさんは“裏道という名の特別コース”を案内してくれました。

歩き始めの頃。雨や雪が降ると、川になってしまうところを歩きました。


ずっと曇り空だったのですが、少し青空が見えました。


歩いて行くと、水の音が聞こえてきました。川に到着！この水は、氷河がとけた水です。


ものすごく冷たくて、ものすごくおいしい水でした！持っていたペットボトルを、この水で満杯にしました。


空が見えないくらい木が生い茂っていました。ガイドさんが、木の名前をたくさん教えてくれました。
が、「なんとかもどき」と「やぶれ傘」しか覚えていないかも。



コル。


グレードハウスに到着します。
ここは1泊目の山小屋なのですが、私たちはランチをいただきました。
メニューは、サーモンのサンドイッチ。ニュージーランドの定番メニューです。
ジュースは粉を水で溶いたオレンジジュース、コーヒーはインスタントでした。


宿泊する人たちは、ここに書かれているルールで生活するようです。
トイレもきれいだったし、シャワーも使えるし、洗濯も乾燥室もあるそうで、快適に過ごせそうです。


グレードハウスからの眺めです。広々としていて、とても気持ちのいい空間でした。




つり橋を渡って、もう少し先に進みます。




つり橋から、グレードハウス方向を見た景色。


ふたたび森の中を歩きます。


ふと気がつくと、見覚えのある景色に出会いました。上高地に雰囲気が似ています。なんとなく懐かしい感じがしました。


クリントンリバーの向こうも、やっぱり山です。


元気が残ってなかったら省略されてしまう湿原コースにも、足を踏み入れました。
広い湿原を眺めていたら雨が降ってきたので、そそくさとここを立ち去ります。


きれいに咲いている花をみつけました！でも、名前を忘れてしまいました。


あっという間に、スタート地点に戻ってきてしまいました。
船に乗って戻ります。


クリントンリバーで釣りを楽しんでいた男子4人組が、モーターボートに乗って町に戻るようです。
小さいボートに男子4人！ガイドさんが、「あれは危険だ」と心配していました。
無事に帰れたかな？


中央部の白いところだけ雨が降っているそうです。初めて見る景色です。


テ・アナウに戻ってきてしまいました。ここにも素敵なホテルがありそうです。
次は、ここに1泊して3泊4日のミルフォード・トラックに挑戦してみたいです。




テ・アナウ湖を写していたら、ちょうどカモメが飛来してきました。


大型バスでクィーンズタウンまで戻ります。片道約4時間です。日本で新幹線に乗ったら、どこまで行ける距離なんだろうか？？？

市街地でバスを降りることになったので、そのままディナーを食べることにしました。
フィッシュアンドチップスのおいしいお店として紹介してもらった、『Fishbone』に行きました。


ガイドさんおすすめの「スパイツビール」とフィッシュアンドチップスで、素敵なディナーになりました。
店員さんおすすめのパンもおいしかったなー。
店の一番奥の席で、男性ばかり15人くらいのパーティーがおこなわれていました。
ひとりひとつのフィッシュアンドチップス！テーブルの上には、それ以外にもお料理はたくさん出ているのに、食べすぎじゃない?!と余計な世話を焼いてみました。
それに、ワインをがぶがぶ飲んじゃって、「少し分けてよー！」とお願いしたかったなー。


お腹いっぱいになったし、空は真っ暗だし、ホテルまで歩くのが面倒くさくなり…ニュージーランドの素敵なシステムを利用することにしました。
おみやげ屋さんで買い物をすると、ホテルまで無料で送ってくれるのです。
といっても、まだ下見をしていないので、ポストカード3枚でホテルまで送ってもらっちゃいました。

そして、バタンキューです。